About

就活は、2つの「安定」をかけた博打である



就活生は、安定か成長かという難題にだいたいぶつかる。でも、いつもそこには答えがない。大企業に行けば大企業の人事がワークライフバランスや、年功序列制度の魅力を説明するし、ベンチャーに行けば、成長しないと安定しないよなんて言われる。親に聞けば「大企業のほうが安定するにきまってる」と言われる。


そんなよくわからない「安定」ってやつは、いったいなんなんだろう。


安定について考えるきっかけは、尊敬する上司に相談したときだった。


就職活動中、インターン先の尊敬するCEOに就職相談していた。ちょうど、ベンチャーか、中小か、大企業かなんて話をしていたと思う。僕は聞いた。


「やっぱりファーストキャリアは大手のほうがいいんですかね。安定するとか聞きますし。」


CEOは、一瞬顔をよどめて答えた。


「いわゆる安定ってさ、実は超リスクなんだよね。何が本当のリスクか、99%くらいの人がわかってないと思う」


僕はそのとき、よく意味が分からなかった。「いわゆる安定?」「安定はリスク?
「本当のリスク?」


確かに、安定という言葉、確かにあまり深く考えたことがなかった。


安定にはふたつある。①20世紀の安定観と、②21世紀の安定観だ



今になって分かったけど、安定って2つあると思う。いわゆる安定と呼ばれている、①20世紀の安定観と、②21世紀の安定観だ。


20世紀の安定観は、他社・他人に運命を預ける安定のことである


いわゆる安定というと、「大企業に入って」、「福利厚生に恵まれて」、「労働時間も少なく」、「ワークライフバランスが整っていて」、「離職率も低い」ということだろう。それでかつ「年功序列」で、ひとたび入社すれば、そのままおじいさんになるまで安泰。これが世にいう安定だと思う。


結婚もそうだ。「年収500万円以上の夫」と結婚すれば、死ぬまで安泰だという考え方だ。


どんなに自分が成長しなくても、なんとか生きていける。そういう安定だ。


21世紀の安定とは、自分に賭けて、自分の勝率を上げる安定だ



一方、21世紀の安定は、他人に依存しない。自分の成長可能性にかけて、自分の勝率を上げていく安定である。21世紀は安定とされていたものが、崩れ去る時代。そんな時代に生まれた安定観だ。


21世紀の安定とは、自分の好きな選択肢を常に選択できる状態であると思う。自分に能力がしかりとついていて、社内でも、社外でも、何かやりたいとできる状態。そしてそのリスクは大きいけど、万が一仕事を失っても能力があるから再就職できる状態。それが安定だと思うのだ。


結婚も同じだと思う。3割の人間が離婚する時代。離婚自体、いろいろな事情があってしているんだから、離婚するときに選択肢がないというのは、他者がいないと生きていけないということになる。

どっちもリスクはある。そしてどっちに賭けるか決めるのが決断するのが就活だ


それで、大きく分けると2つあると思うが、就活はみんなこのどっちかにかけるんだと思う。どっちも正解はない。自分を信じられず、この会社ならずっと続くだろうし、ワークライフバランス持続しながら生きていけそうだとかけるならその会社に入るべきだし、他社を信じれないなら自分を信じてその会社に入るべきだ。


あの会社の先輩は、きっと安定には2つあるんだよ!と言いたかったんだと思う。


他社はそのまま安定するかもしれないし、自分は成長しないかもしれない。他社は崩壊するかもしれないが、自分は成長するかもしれない。


前の記事でも書いたけど、確かなことなんて誰もわからない。
人それぞれ答えがあるはずだ。だから信じられるほうにbetするのが大事なんじゃないかなと思った。

スポンサーリンク

Read more↓

書評














教育











キャリア

プログラミング・ライフハック

About me


・ 最近The Academic Timesというアカデミック専用メディアを立ち上げました。